大田大臣の中国訪問及び日中ハイレベル経済対話出席について(平成19年12月)

大田経済財政政策担当大臣は12月1日、2日に中国を訪問し、日中ハイレベル経済対話に出席しました。

大田大臣からは、日中経済の相互依存関係が深化していることから、中国経済の安定的・持続的発展は日本にとっても重要であり、中国が過剰流動性の解消によりバブルを回避し、消費を中心とした内需主導の安定的な経済成長を持続することを期待するとの考えを伝えました。

また、中国側の関心に応え、日本の1980年代後半から1990年代初頭のバブルの生成と崩壊、そして、その負の遺産の処理の経験等について説明しました。これに対し、中国側より、日本のバブル経済等の経験及び教訓が参考に値するとの認識が示されました。

さらに、日中両国及び世界経済における課題に対応するため、対話と協調を強化することについて意見が一致しました。

以上

集合写真:日中ハイレベル経済対話