末松副大臣のOECDフォーラム及びOECD閣僚理事会への出席について(平成23年5月)

末松義規内閣府副大臣は、5月24日から25日にかけて、パリで開催されたOECDフォーラム2011及び第50回OECD閣僚理事会に出席しました。

末松副大臣は、OECDフォーラムにおいては、「社会的進歩の測定」及び「ジェンダー」セッションに出席しました。
「社会的進歩の測定」セッションでは、震災により「生きていること、普通の生活への感謝」など、日本人の幸福感に変化が見られていることを述べ、我が国では幸福度指標開発に取り組んでいることを説明しました。
「ジェンダー」セッションでは、女性の労働参加の必要性を政策の中に位置付けることが必要であること、また、男女の意識を変えていくためのイメージ戦略に取り組んでいることを説明しました。

OECD閣僚理事会においては、「成長、雇用、イノベーション、技能」セッションに出席し、震災後の日本経済について説明すると共に、我が国では、若年層の雇用、女性の就労拡大、子育て支援政策を重視しており、幼児教育・保育制度の一体化改革等に取り組んでいることを説明しました。

閣僚理事会での議論の成果は、「議長総括」として取りまとめられました。

また、グールズビー米国大統領経済諮問委員会(CEA)委員長、クリズマン・スロベニア統計局長及びアタリ・プラネットファイナンス会長と個別に会談し、有意義な意見交換をしました。

以上

(参考)

OECD閣僚理事会議長総括 英文(OECDHPへリンク)別ウィンドウで開きます │ 和文仮訳(外務省のHPへリンク)別ウィンドウで開きます