竹中大臣の香港訪問について(平成15年8月)
竹中金融・経済財政担当大臣は、平成15年8月28日から30日にかけて、中華人民共和国の香港特別行政区及び深セン経済特別区を訪問し、董建華香港行政長官、ジョセフ・ヤム香港金融管理局(HKMA)総裁等と会談を行ったほか、深セン経済特別区等を視察しました。
一連の会談では、竹中大臣から、日本経済の現状、構造改革の進捗状況及び今後の政策の在り方について説明を行いました。これに対して、先方からは、小泉内閣が取り組んできた構造改革の成果が実を結びつつあることを歓迎する旨が表明されました。また、香港も、デフレ、財政赤字の拡大、不動産価格の下落といった日本と共通の問題を抱えており、構造改革を着実に進めていく必要があるという認識が示されました。
グローバルな経済環境に対応するためにも、我が国としては、構造改革を更に進めて持続可能な成長を実現することが重要と考えられます。
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