竹中大臣 経済財政諮問会議後記者会見要旨

第30回会議(平成17年12月20日)

与謝野大臣

(1)歳出・歳入一体改革について

(2)行政改革の重要方針について

(3)平成18年度政府経済見通しについて

(4)平成18年度予算編成等について

 与謝野馨です。本日、今年第30回目の経済財政諮問会議が開催されました。今回は、最初に歳出・歳入一体改革について、次いで中馬行政改革担当大臣においでいただいて行政改革の重要方針について、議論を行いました。また、平成18年度政府経済見通しについて私から、平成18年度予算編成等について谷垣財務大臣から、説明を行いました。

 歳出・歳入一体改革については、本日、歳出・歳入一体改革タスクフォースを開催しましたので、私からその報告をしました。
今後、全体戦略を議論するタスクフォースと、社会保障や歳入等の各論を議論するワーキング・グループの2層構造で検討を進めていきます。タスクフォースは民間議員の4名と、伊藤元重東大教授、井堀利宏東大教授、翁百合日本総研主任研究員で構成され、私も随時参加して、20年程度を念頭に置いたマクロシナリオ、長期的財政目標の在り方、小さくて効率的な政府の具体的かつ定量的なイメージ等を議論し、来年の早期に論点整理や複数のシナリオといったものを示していただこうと考えています。また、来年の然るべきタイミングで、歳出・歳入一体改革100人会議やタウンミーティングのような形で、幅広い国民から意見を承る機会もつくりたいと考えています。
歳出・歳入一体改革は、諮問会議の最重要課題であり、私自身も全力を投入するつもりです。

 行政改革の重要方針については、中馬大臣から、その案についての説明があり、諮問会議として基本的に了承されましたが、以下のような意見がありました。

  • 今朝の報道等で、公的資産・債務管理改革に関して新しい組織をつくるとの話が出ているが、屋上屋を重ねるということではなく、やはり既に決定された公的資産・債務管理に関する基本方針(平成18年度中に財務省が案を作り、それを諮問会議に報告する)に従って検討を進めるべき。

 これについては、中馬大臣の方で、そのような原則に従い、屋上屋を重ねない、ということで調整していただくことになりました。

 平成18年度政府経済見通し、及び平成18年度政府予算編成等については、特段の議論はありませんでしたが、後者に関して総理から以下のような発言がありました。

  • 税制改革については、減税分を元に戻して、たばこ税等を上げたということだが、良い形ではないか。