経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針(骨太の方針)

90年代に入って以降、日本経済は停滞を続け、国民の経済社会の先行き対する閉塞感は深まっています。「停滞の10年」を抜け出すためには、日本の潜在力の発揮を妨げる規制・慣行や制度を改革すると同時に、自らの潜在力を高める新しい仕組みが求められています。
「骨太の方針」は、21世紀にふさわしい経済・社会制度を確立するため、「改革なくして成長なし」との信念の下で、経済、財政、行政、社会などの分野における構造改革を進め、構造改革の重要性とこれからの日本の進むべき道を示した構造改革の起点となるものです。

主な内容

経済再生の第一歩~不良債権処理の抜本的解決

  • 安定した金融システムの構築
  • 新たな指標(不良債権比率など)も参考に、不良債権問題全体の改善状況の的確な把握
  • 不良債権処理の影響に備えた雇用対策の実施

7つの改革プログラム~聖域なき構造改革

  • 民営化・規制改革プログラム(医療、介護、福祉、教育などの分野に競争原理を)
  • チャレンジャー支援プログラム(創意工夫に基づいた起業・創業など)
  • 保険機能強化プログラム(社会保障制度を分かり易く、信頼されるものに)
  • 知的資産倍増プログラム(ライフサイエンス、IT、環境など4分野への重点化など)
  • 生活維新プログラム(保育所待機児童ゼロ作戦、バリアフリー化の推進など)
  • 地方自立・活性化プログラム(市町村合併、国庫補助負担金の整理合理化など)
  • 財政改革プログラム(特定財源の見直し、公共事業関係長期計画の見直しなど)

政策プロセスの改革~分かりやすい政治を

  • タウンミーティングなどによる国民との対話
  • 財政システムと予算編成プロセスの刷新

中長期の経済財政運営と平成14年度予算編成~改革へのキックオフ

  • 平成14年度においては、国債発行額30兆円以下を目標
  • その後は、プライマリーバランスの黒字化に向けた政策運営
  • 平成14年度予算について、メリハリの効いた予算編成(重点7分野)