18 2007年に世界銀行は、「中所得国の罠」という概念を発表した。これは、新興国が「中所得国」まで経済発展を遂げた後、発展の過程で蓄積された問題が足かせとなり、その後の経済発展が停滞してしまうというもので、昨今の中国ではこれについて盛んに議論がなされている。