9 WHOのデータ(2004年)によれば、死亡原因は、低所得国では、感染症、妊娠・周産期、栄養欠如によるものが約5割、非伝染性疾患によるものが約4割となっているが、高所得国では、前者が約7%、後者が約87%となっている。アジア各国における死亡原因をみると、例えば、インドでは、前者が約4割、後者が約5割となっているが、より発展段階の進んでいるマレーシアでは、前者が約2割、後者が約7割となっている。