11 地域間格差の測定に当たっては、人々の実際の生活水準の格差を捉えるために、家計調査による所得や消費を使用すべきという見解もある。本論では、酒巻(2006)に倣い、一人当たりGRDPを用いて地域の経済力の格差を測定した。また、各国におけるデータの連続性にバラツキがあるため、データの時点はそれぞれ異なっている。