15 購買力平価とは、異なる通貨の購買力が等しくなるような通貨の交換比率のことである。これは、ある一定の金額を、購買力平価のレートを用いて異なる通貨に交換したとき、まったく同じ量の財・サービスの組み合わせの買い物をすることができるということを意味する。このことから、購買力平価は、異なる国・地域の間で価格水準に差がなくなるような通貨の交換比率であるともいえる。