1 「国連人口予測2008」は、世界の2050年までの人口予測を5年刻みで公表している。将来の合計特殊出生率について数通りの前提を置き、それぞれ高位推計(出生率は将来的に2.35に収束)、中位推計(同1.85)、低位推計(同1.35)等としている。ここでは、特に明示しない限り、中位推計値を用いる。なお、合計特殊出生率とは、15〜49歳の女性がその年に生んだ子供の数を年齢別に平均して合計したもの(期間合計特殊出生率)。一人の女性が仮にその年に一生を終えたとして、一生の間に生む子供の数を表す統計上の指標。