サブプライム住宅ローンの多くは、当初2年又は3年は低い固定金利で、その後より高い水準の変動金利に移行するARM(ハイブリッド変動金利)型のものが多い。固定金利期間に担保住宅の価格が上昇すればより良い条件での借換えが可能となるが、住宅価格が十分に上昇せず、そうした返済が難しい場合には、変動金利への切替え前後にローン債務の延滞に至る例が多いとされている。