前述したM2の伸び率とは期間が異なるため単純には比較できない。なお、Mckinsey & Company(2008a)では、1996〜2006年の間における金融資産の平均増加率について、銀行預金は7.8%、公的債券は6.8%、民間債券は10.7%、株式は10.4%としており、名目GDPの平均増加率5.7%をいずれも上回ったと推計している。