EU KLEMSデータベースは、EU各国の産業別の生産性の動向を分析するために作成されたものであり、付加価値等については、各国のGDP統計を活用しているが、資本サービスについては、恒久棚卸法 (Perpetual Inventory Method (PIM))により独自に推計するなど、独自の推計を行っている部分もある。また、日本のデータについては、独立行政法人経済産業研究所のJIPデータベースが使用されている。こうしたことから、各国統計、あるいはOECDの生産性データベースとは数値が微妙に異なり、計算結果についてはある程度幅を持ってみる必要がある。