CBO (2007)を参照。なお、「第二の波」(second surge)との呼び方については、Jorgenson et al (2006a)やStiroh (2006)も参照。また、生産性については、基礎統計が頻繁に遡及改訂されることや景気循環によって推計値に振れが生じることなどから、ある程度長い期間を取ってみる必要があるが、アメリカ労働省が公表している非農業部門の労働生産性上昇率をみると、01〜05年平均の3.1%に対して、06年は1.6%と鈍化していることには留意が必要である。