14 IMFは、中央銀行の政策の透明性は高いことが望ましいとの判断により、99年に「金融政策運営の実践における透明性(Code of Good Practices on Transparency in monetary and Financial Policies)」を決定している。そこでは、二つの原則として、(1)一般市民が政策の目標と実施方法を理解し、かつ政策当局が目標達成に真摯に取り組めば、通貨・金融政策の有効性を高められる。(2)良いガバナンスは、中央銀行及び金融政策当局に対し、特に中央銀行及び金融政策当局に高い裁量権が与えられている場合には、説明責任(アカウンタビリテイ)を課す、としている。