地方政府の指導者の業績評価においては、地域の経済成長率をいかに高めたかが大きなウェイトを占めるといわれており、経済の量的拡大のみを追求する傾向がある。ただし、第11次5か年計画において、エネルギーや環境等の成長の質に関する目標が出されたことから、その目標も業績評価に使われ始めており、経済成長率等は相対的に低下しているとされている(内閣府(2006))。