ネット・キャピタル・ルールにおいては、銀行の負債は自己資本の15倍までと規定されているが、04年8月に、自己資本額5億ドル以上を維持すること等を条件に、各行の申請により、同ルールの適用除外を受けることが可能となり、実際に、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、メリルリンチ、リーマン・ブラザーズ、ベア・スターンズ、シティグループ、JPモルガンの7行が、同ルールの適用除外となった。