英国においては、景気の循環の一期間を通じて、政府の借入れは投資目的に限り行い、国債発行額は純投資額(粗投資額−減価償却)を超えてはならないという、いわゆるゴールデン・ルールが設定されているが、08年11月のプレ・バジェット・レポートでは、投資目的の借入れに加え、景気対策向けの借入れが大幅になされる予定となっている(第2章第2節参照)。