45 Muellbauer (2007)の推計では、住宅資産効果自体は有意な結果は得られないが、信用制約を加味した住宅資産効果は有意な結果が得られている。この推計によると住宅資産のMPCは0.088と計算され、金融資産のMPC0.014よりも大きな効果となっている。なお、Muellbauerは住宅の資産効果として0.06〜0.07程度が妥当と判断している。