19 八幡(2002)によると、コーディネート企業は、自らは生産活動を行わないことも多く、むしろ顧客や市場と結びつき、製品内容や販売数量等を決定した上で、各工程のサプライヤーに振り分けて製品を完成させることを主な業務とする。コーディネート企業による各工程のサプライヤー選択は固定することはなく、またサプライヤーも複数のコーディネート企業と契約するため、下請関係がみられないのが特徴的である。