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藤岡内閣府審議官記者会見要旨 平成21年8月17日

(平成21年8月17日(月)
15:00~15:06
 於:記者会見室)

1.発言要旨

それでは、私のほうから、今日のQEでございます。プラス0.9ということで、昨年10-12、今年の1-3と急速に落ちましたので、これがプラスということで、年率3.7に、一連の政策効果もあったということで、ほっとしてございます。
内容を見ますと、まさに輸出の急激な落ち込みが抑えられたことによる反転、それから申し上げたように、政策効果ということによって支えられた数字でございますが、これは大臣からも話にございましたように、この政策効果というものは呼び水効果であるというふうに我々も理解してございまして、これが今回まだ在庫調整下で、住宅投資とか、あと設備投資、まだマイナスをつけてございます。そういったところにいい影響を与えて、その辺のところが持ち上がってくるということを期待してございます。
大臣の会見におきましてもお話がありましたけれども、一口に申し上げまして、経済の自律的反転ということにつきましては、申し上げました在庫調整は進んでおるということとか、あと住宅につきましても、これは住宅ローンの申し込みでありますとか、そういう動向を見ましても、いい兆しがあらわれているということ、あと、設備投資につきましても、企業の収支状況、大企業が中心ですが、4-6月期には好転しているということでございますので、今後、年後半にかけて、そのよい動向をしっかり維持できるように見守っていきたいというふうに思っております。
もとより、年後半は、まさに経済危機対策の効果も出てまいります。そういうことで、我が国の経済、我々が描いた姿、場合によっては、それ以上の姿に沿って動いていくということを期待しているということでございます。
私のほうからは以上でございます。

2.質疑応答

(問)見通しについて、なかなか自律的な反転に向けたシナリオにならないんじゃないかという声が聞かれるんですけれども、審議官としては、今回のQEを受けて……
(答)これは、さまざまなリスクがあるということで、今回も雇用情勢、失業率がまだ上がっている途中、これは間もなく、私ども、最高5.5ということなんですけれども、遅行指標ということで、経済が持ち上がってくると、遅れて雇用情勢に反映されてくるということを期待してございますし、ただ、今それに加えて、いわゆる物価、デフレに対する警戒、これはあわせて今回もQEでも出ましたけれども、所得がボーナスを中心に大幅に落ち込んでございます。そういったところを見ましても、その辺の警戒への、これは時間との競争でございます。どっちがどういうふうに早くよくなってくるかということもありますので、そういったところをしっかり見ていかなければいけないということでございます。もとより、それに加えて海外の情勢というものがあるという理解でございます。
(問)今日のQEで、さっきもお話あったんですけれども、国内需要のデフレーターがかなり下がっているんですけれども、デフレ懸念というのが現実になってきつつあるのではという見方もあるといいますか、この点についてはどういうことなんでしょうか。
(答)まさに、そういうデフレに対する懸念が非常に大きくなっていると判断される向きが多くなっているというふうに私どもも感じてございます。この点も、るる過去申し上げましたように、経済の持ち上がり速度との競争のようなものだというふうに理解してごさいまして、その点、ここしばらく、年後半は、見ていく必要があるというふうに思っております。
(問)6月に景気の底打ちを宣言されましたけれども、今回のQEから、その状況というのは確認されたというふうに認識されて……
(答)いわゆる景気の底打ちについては、前大臣のときに、底を打ったということが強く推測されるということを申し上げております。この点については、生産等のさまざまな指標を見ましても、そういうことになる可能性は強いのではないかというふうに、私ども事務的に思ってございますけれども、これは底打ち自体、しっかりと評価委員会等を設けて判断されることですので、今の時点で何とも申し上げられないということでございます。

(以上)

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