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藤岡内閣府審議官記者会見要旨 平成21年4月27日

(平成21年4月27日(月)
15:00~15:07
 於:記者会見室)

1.発言要旨

私のほうからは、2点ございます。

最初は、21年度補正予算の関係で、本日、21年度の経済見通し暫定試算(内閣府試算)を公表させていただきました。名目でマイナス3.0%、実質マイナス3.3%ということで、非常に厳しい経済見通しということでございます。
 今年度の経済を一口に申し上げれば、非常に厳しい状況が続くということであります。その中で、経済危機対策をとったわけでございますが、それを実施してもマイナス3.3%ということで、世界の経済環境を、我々も非常にこの点は厳しく見ております。
 そういうことで、経済対策の実施、それから対策の中にあります雇用における措置や、あるいは中小企業についての措置などを的確に実施していくということでもって、また、何より必要なのが、やはり経済の実情を注意深く見ながら、今後の対応を図ってまいりたいというふうに考えております。

2番目は、与謝野大臣が、このたび7カ国財務大臣・中央銀行総裁会議、国際通貨金融委員会等に御出席ということでワシントンに行かれたわけですが、その前に、岩田経済社会総合研究所長がワシントン及びニューヨークを訪問いたしまして、今回の我が国の経済対策をそれぞれ著名な方々に御説明し、御理解をいただいたということでございます。その中でも、話に出たと聞き及んでおりますのは、やはり米国におきましても、我が国の経済状況というのは非常に注意深く関心を寄せられているということでございます。特に、中期的な財政再建の話でありますとか、また今般の経済対策の内容といったものについて、非常に関心が高かったというふうに聞いております。
 そういうことで、今後、我々としては、国際面で、各国ともしっかり意思疎通を図りながら、対応を図っていきたいというふうに考えております。この点の詳細につきましては、岩田所長にまたお尋ねいただければと思います。

2.質疑応答

(問)G7では、先行きの下振れリスクは継続しているという認識を示しつつ、今年中に景気の回復が始まるというような認識も声明で出されました。一方で、政府の成長率見通しは、マイナス3.3と非常に厳しいということなのですけれども、これは下駄が4%強というところからすると、年度の四半期ベースで若干のプラスを見込んでいるのだと思うのですが、この辺に関係して、その底入れの時期について、どう御覧になっているかお伺いしたいのですが。
(答)この点については、今の我が国の経済指標を見ましても、消費者のマインドでありますとか、生産の予測指数でありますとか、部分的には、もうそろそろこの輸出を契機とする、いわゆるフリーフォールと言われたような状況を脱出しつつあるのではないかなということは感じられますが、かねてより申し上げているとおり、データ面でまだしっかりと裏打ちされている状況ではありません。ただし、そういう兆候にはあるというふうに理解してございます。
 そういうような状況と、先ほどおっしゃいました今後の経済の動きについては、経済財政諮問会議でも、この経済対策の考え方の中において、グラフ等で、前回、図も示されながら、考え方が議論されたわけですが、基本的に我々は、あのような考え方にのっとって、今回の対策も考えているということでございます。
 そういう意味から、このフリーフォールの状況は、いつとは申し上げられませんけれども、近々、底入れがあるものだというふうに考えておりますし、それから年末あるいは年度末にかけて、上向きの状況になってくるというふうには見てございます。そういう意味で、今回の見通しというのは基本的に考えられているというふうに御理解いただいてよろしいかと思います。
(問)豚インフルエンザの関係なのですけれども、農水省のほうは、これは輸入禁止は必要ないというようなコメントを出していますが、世界的に不安が広がる中で、人とか物の移動への影響も懸念されると思います。世界経済とか国内経済にどういう影響が懸念されるか、お願いします。
(答)このインフルエンザの話は、今般の豚に限らず、鳥インフルエンザの話も、巷間、懸念が伝えられておるわけでございます。今のところ、我々としては、具体的に影響が出ているとは認識してございませんけれども、しかし、この件につきましては、やはり何よりも速やかなる対応がとられる必要があるということで、それがもし巷間言われるように、まさにパンデミックの状況になってまいりますと、これは経済に与える影響も、当然出てくるというふうに考えております。

(以上)

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