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藤岡内閣府審議官記者会見要旨 平成21年2月9日

(平成21年2月9日(月)
15:01~15:09
 於:記者会見室)

1.発言要旨

私のほうから2点ございます。

先週の6日金曜日、政府の緊急雇用・経済対策実施本部が開催されました。そこで、雇用対策事業例というものが出されたわけでございます。
 政府としては、こういう緊急雇用対策では、まさに地方がそもそも主役といいますか、非常に大きな役割を担うというふうに考えてございます。地方公共団体等にはこの事例集をいろいろ有効に活用していただいて、緊急雇用みたいな新しい分野も含めて、これは地方の雇用というのは非常に評判いいところがございますので、そういった面において、私のほうからお願いいたしますのは、地方のほうにこういう事例を参考として、いろいろな相談も含めて積極的に対応をお願いしたいということでございます。

2点目は、本日、景気関係の指標として2つ公表させていただきました。機械受注と景気ウォッチャー調査でございます。
 いずれの指標も、我が国経済は厳しいという状況、非常に厳しいということを示されているわけでございますが、1点、私として注目いたしましたのは、1-3月期の見通しについて、非常に厳しい状況ながら、若干その指標が止まった、あるいは若干上向いているというようなところが垣間見れるというところでございます。
 担当者のほうからは、当然のことながら、実際これが着実に上向いてくる方向になるのかどうかについては、今後の実績を慎重に見極める必要があるという御説明をさせていただいたかと思うわけでございますが、内容を見ますと、例えば、先行指標の一番の着目点であります工作機械とか産業機械の受注を見ましても、例えば、工作機械あたりはまだ下になっているんですけれども、産業機械あたりは若干、何というか、底が見えてきたのではないか、というような兆しもうかがわせるところでございます。
 いずれにいたしましても、「フリーフォール」という言い方や「崖から落ちるような」という表現もございましたけれども、非常に厳しい下降傾向につきましては、やはり調整が早ければ早いほど、早くその辺の底が見えてくるというふうに思っておりますし、またそれを期待したいというふうに思っております。
 景気ウォッチャー調査につきましても、先行きについては、どちらかといいますと、全体で見ますとまだまだ期待が持てないところがあるということでございますけれども、その中でも、都市部、関東でありますとか、中部地方でありますところを見ますと、住宅とか、それから原油等の価格自体が─これはまた価格が下がるのがいいのかどうかということもあるわけですが―調整されることによって活気が出てくるという側面も出ている、というような情報も上がってきております。
 そういう意味で、そういうところの活力を期待をしたいということで、これはまた、一方的な下落傾向からは若干変化をうかがわせる指標が出てきたというのは、非常に私としては心強く思っております。

2.質疑応答

(問)今、与党のほうから景気対策の一つとして、政府紙幣や無利子国債の構想というものが出ておりますけれども、経済対策としての有効性について、お考えをお聞かせ願えますでしょうか。
(答)私どもとして、政府紙幣、それから無利子国債についての詳細な議論自体は承知してございません。いろいろなところの御議論をお伺いするに、政府紙幣につきましては、まさに我が国の日銀券は日銀の信用貨幣でございますので、これはどう考えても、信用貨幣を2つ作って一体どうなるんだという基本的な問題もございます。そういうことで、今の時点の議論としては、いかがなものかというふうに正直思ってございます。
 無利子国債の議論は、資金調達をどうするかという議論だというふうに理解してございます。まさに富裕層の資金をどのように市場に出すかという議論の一つではないかと思っておりまして、この点は、例えば、相続税の体系との兼ね合いでありますとか、そういうような議論の一つのアイデアとして出されているというふうに受け止めてございます。
 しかしながら、そういうことでありますと、また別途いろいろなアイデアもあるということで、その点、政府としてしかるべき検討をするという対象にはなり得るのかなというふうに考えてございます。
(問)経済指標の一部に明るいかなと思えるような部分も若干見受けられる、という御指摘がありましたけれども、ちょっとまだ底打ち感が出てきたというところにはさすがにいかないんでしょうか。
(答)そこまではいかないと思います。  ただ、一連の各指標で、悪い数字ばかりが出てきている中で、この1月については、いわゆるどこまで落ちるかなというような感じの中で、一部毛色の違う数字が出てくるようになったということで、そういうところをやはり注目していきたいというふうに申し上げているわけでございます。
(問)経済財政諮問会議ですけれども、農政抜本改革の議論のキックオフが先般始まりましたけれども、今後、毎回話し合っていくような内容のものなのか、それとも特命チームから出てきた議論の節々で議論していくというようなタイミングになっていくんでしょうか。
(答)基本的には、おっしゃった後者だと我々は考えてございます。石破大臣を中心としてのチームで考えていただいて、それを諮問会議でサポートしていくという性格のものではないかというふうに思っております。

(以上)

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