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浜野内閣府審議官記者会見要旨 平成20年4月28日

(平成20年4月28日(月)
15:02~15:09
 於:記者会見室)

1.発言要旨

今週は、経済財政諮問会議の予定はありません。
 次回は、5月9日金曜日に諮問会議を予定しておりますが、テーマについてはまだ調整しておりまして、決まっておりません。
 私から申し上げることは以上です。

2.質疑応答

(問)先週末公表の消費者物価が、2月と比べて一段と上がったという結果になりましたが、今後の景気に与える影響等々をどう見ておられますか。
(答)確かに、見かけ上3月の対前年比が1%を超えたということで、かなり上昇しておりますが、中身を見ますと、石油製品の寄与がかなり大きく、いわゆるコアコアでは0.5%です。このところこういった傾向が続いております。また、4月はガソリン税の影響もありますので、よく動向を注意して見ていきたいと思います。これまでの物価の傾向が変わったということではないと思いますので、景気に特段の影響があるとは見ておりません。
(問)物価ですが、コアコアも0.5%を超えているということで、中身はコストプッシュ型であっても物価が上がってきていると見ることもでき、もうインフレと表現する方が我々の感覚に馴染みやすくなっているようにも思えるのですが、ごく緩やかに上昇しているという判断でまだ維持できるのでしょうか。
(答)物価の動向は、いろいろな動きが交じり合った結果として総合指数が出てきている面がありますので、確かになかなか難しい状況だと思っております。1つには、石油や海外の原材料価格が上昇しているという状況があります。他方で、国内的な要因からくる物価上昇圧力というのは依然として弱いと。そういうことで、投入価格は上がっているけれども、産出価格はなかなか上がりにくいということがあります。
 CPIでも、頻度の高い身の回り品などは、かなり値上がりが目立っており、例えば消費者の意識調査などを見ると、先行きについての心配感が出て来ている面もあります。そのようないろいろな要因で起きている訳ですが、まとめてどうこうという判断はもちろん必要になる訳で、今のところは全体として消費者物価はわずかながら上昇という表現でよいと思います。ですが、その背後にいろいろなことが起きておりますので、そのような要因、分析をよく行いながら見ていくことは必要だろうと思います。
(問)関連ですが、4月30日に今度はガソリンの暫定税率復活ということで、与党の方針は動かないのですけれども、目下、原油高も加わって160円近くになるのではないかという話もあるのですが、そうなるとかなり消費者の生活防衛意識が高まっていって、家計への影響があると思いますが、どのように見ていらっしゃるのでしょうか。
(答)この点については、おっしゃるとおり、消費者の関心も非常に強いところだと思います。先般、4月25日に物価担当官会議を開催して、生活関連物資の価格動向の調査監視をしていくことを各省とも確認し合っております。御指摘のように、暫定税率の復活で、ガソリン等の石油製品価格が上昇することが予想されておりますが、連休にかけてそういうことが起きてくると思いますので、よくその動向を見守っていくことが必要と思っております。先般の4月25日の物価担当官会議の際も、これまでの動向はもちろんのことですけれども、今後、暫定税率の復活等も視野に入れて各省連携していくということを確認したと聞いております。
(問)かなり消費が低迷というか、マインド的にはかなり悪くなっている状況の中で、ガソリン税の暫定税率が復活してガソリン価格が上がるということが、景気の下振れリスクどころか景気を腰折れされるきっかけになる可能性も否定できない状況だと思います。そういう状況も考えると、状況を見守っていくだけではやや不十分といいますか、国民から見ると、やや対応が後手後手ではないかという批判もあると思うのですが、このあたり、お考えはいかがでしょうか。
(答)ガソリンの価格の動向は、非常に重要だと思いますけれども、ただ、これは自由な市場経済の中で、元々のところの税率が上がったり下がったりということですから、それに応じて販売のところで値付けが行われて、そしてそれを消費者が選択する形になっていくということだと思います。市場経済である以上、その価格の動向をしっかり見守るということが、まずあると思います。幸いにして、先般、この暫定税率が最初に変わったところでは、それほど大きな混乱もなく消費自体が推移してきたと言えると思います。
 今回、上昇の方に影響があるということですから、より一層注意深く見ていく必要があると思っております。もちろんメディア等でも取り上げられておりますし、関心も高いと思いますが、消費者物価指数に占めるウエートなどを総合的に見ますと、景気全体への影響という観点から見れば、それはそれなりのウエートを占めているということになると思いますので、いずれにしても、よくそこのところは実態をみていくということに、現状ではなるのではないかと思います。

(以上)

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