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付注

(付注2)格差の代表的指標としての「ジニ係数」

下図は、横軸に最低所得者から最高所得者へと順に並べた場合の世帯数の累積比率、縦軸にこれらの人々の所得の累積比率をとったものである。両者の対応する点を連続的に結んだ線をローレンツ曲線という。

所得が完全に均等に分配されていれば、ローレンツ曲線は、原点を通る45度の直線(均等分布線)に一致する。一方、不均等であればあるほどその直線から遠ざかる。完全に不均等である場合(1世帯が所得を独占し、他のすべての世帯の所得がゼロの場合)には、ローレンツ曲線はABC線となる。

「ジニ係数」は、この[ローレンツ曲線と対角線ACとの間の面積]の[三角形ABCの面積]に対する比で表される。したがって、0から1までの値をとり、0に近いほど分布が平等、1に近いほど不平等ということになり、全く平等であれば0、1世帯が所得をすべて独占していれば1となる。

ローレンツ曲線とジニ係数の概念図

ローレンツ曲線とジニ係数の概念図

 

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