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第4章 ITの普及と家族

オンラインショッピングの利用状況

家族の日常にとって重要な比重を占める消費生活についても、ITは影響を増しつつある。

例えば、インターネットの普及にともない、インターネットを利用して商品やサービスを購入するオンラインショッピングの取引額が増加している。経済産業省「電子商取引に関する市場規模・実態調査」(2001年)によると、2000年のB to C(消費者向け電子商取引)の取引額は8,240億円と、前年の2.5倍にまで拡大している(第4−24図)。

次に、インターネット利用者のオンラインショッピングに対する意識をみてみよう。インターネット上で行われた日経ネットビジネス「インターネット・アクティブユーザー調査」によると、「未経験だが、今後利用したい」、「買い物したいと思わない」と回答する人の割合が低下する一方、「すでに経験があり、今後も利用したい」と回答する人の割合が7割まで上昇している(第4−25図)。この回答者は、インターネット調査に回答するほど、インターネットをよく利用している人たちであることに注意する必要があるが、10人に7人が実際にオンラインショッピングを経験し、そのメリットを感じ、今後も利用していきたいとしている。

また、実際に購入している商品をみてみると、2000年まではパソコン(周辺機器を含む)、ソフトウェアといったパソコン関連商品、書籍・雑誌が上位を占めていたが、2001年の調査では、食料品や衣料品といった生活にかかわる商品も上位に登場してきている(第4−26表)。

オンラインショッピングの利用の生活行動に与える影響についてみてみると、買い物のための外出回数が「全般的に減った」、「商品によっては減った」と回答した人は合計で24%となっている(第4−27図)。

 
第4-24図 インターネット上の買い物取引額は着実に増加

第4-24図 インターネット上の買い物取引額は着実に増加


 
第4-25図 オンラインショッピングを「すでに経験があり、今後も利用したい」と回答した人の割合が7割まで上昇

第4-25図 オンラインショッピングを「すでに経験があり、今後も利用したい」と回答した人の割合が7割まで上昇


 
第4-26表 オンラインショッピングの購入商品では食料品・衣料品といった生活用品が上位に

第4-26表 オンラインショッピングの購入商品では食料品・衣料品といった生活用品が上位に


 
第4-27図 インターネット上での買い物をした人の4人に1人で外出回数が減少

第4-27図 インターネット上での買い物をした人の4人に1人で外出回数が減少

 

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