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第3章 次代を担う子どもと家族

世帯所得の高い大学生のいる世帯

次に大学生の教育費(学生生活費)についてみてみよう。

前述の「学生生活調査」(1998年)によれば、年間にかかる大学生の学生生活費は国立で154万円、私立で205万円と高額である。そこで、大学生がいる世帯の所得を、世帯主の年齢が50〜54歳の一般世帯の所得と比較してみると、子どもが国立に通っている場合で約1.3倍、私立では約1.4倍となった(第3−30図)。この倍率は96年から98年ではやや低下しているが、このように、大学生の出身世帯の平均所得は一般世帯の平均よりも高く、親の経済力が子どもの大学進学に影響を与えている可能性があると考えられる。

 
第3-30図 平均世帯に対する大学生の出身世帯の所得

第3-30図 平均世帯に対する大学生の出身世帯の所得

 

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