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第3章 次代を担う子どもと家族

親の進学期待

子どもの進学に対する親の期待についてみてみよう。

当府「青少年の生活と意識に関する基本調査」(2000年)によれば、子どもを4年制大学以上に進学させたいと望む親は全体の56%となっている(第3−27図)。子どもの性別ごとにみると、男児の親は67%、女児の親は45%となっており、男児の親で割合が高くなっている。また、父親と母親の期待の違いをみると、男児に対する期待には大きな差はない。しかし女児に4年制大学以上への進学を期待している親の割合をみると、父親の41%に対し母親は47%となっており、父親よりも母親のほうが高い進学期待を抱いている。

そこで男女の進学率の違いをみてみよう。近年4年制大学への進学率は上昇し、2001年度は浪人も含めて40%の人が進学している(第3−28図)。しかし男性の進学率(47%)と比べると女性の進学率(33%)は低く、男女の進学率には大きな差がある。

次に、親が子どもに望む学歴と、親自身の学歴との関係についてみてみよう。前述の調査によれば、子どもが4年制大学以上に進学することを望んでいる親の割合は、父親、母親ともに、親が高学歴であるほど高くなっている(第3−29図)。この傾向は母親のほうが顕著であり、子どもが4年制大学以上に進学することを望んでいる親の割合は、中学校卒の母親は9%にすぎないのに対し、大学または大学院卒の母親は91%となっている。また、子どもに自分の学歴以上を望む親の割合は、親の学歴にかかわらず、父親よりも母親のほうが高い。

 
第3-27図 子どもの性別により異なる進学期待

第3-27図 子どもの性別により異なる進学期待


 
第3-28図 大学進学率の推移

第3-28図 大学進学率の推移


 
第3-29図 親の学歴により異なる進学期待

第3-29図 親の学歴により異なる進学期待

 

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