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第3章 次代を担う子どもと家族

学校週5日制による土曜日の生活時間の変化

次に、家庭や地域での生活時間の比重を高め、子どもが主体的に活動ができる時間を持てるよう導入された学校週5日制によって、子どもの生活がどのように変化しているかをみてみよう。

94年から隔週で土曜日が休みとなっている小学生および中学生について、NHK放送文化研究所「国民生活時間調査」により、90年と95年の土曜日の生活時間を比較してみる。

まず、「学校外の学習」についてみると、中学生には大きな変化はみられないものの、小学生は行為者率(学校外の学習を行っている人の割合)は低下し、行為者平均時間(実際に学校外の学習をしている人の平均学習時間)も減少している(第3−22表)。

一方、「行楽・散策」や「スポーツ」といった「レジャー活動」の時間は増えている。小学生では、「行楽・散策」が1時間18分、「スポーツ」が44分増加し、中学生では、「スポーツ」が41分の増加となっている。また、「テレビをみる時間」をみると、小学生で43分、中学生で51分増えている。隔週で土曜日が休みになったことにより、「レジャー活動」や「テレビをみる時間」が増えていることがわかる。

 
第3-22表 隔週で土曜日が休みとなっている小学生および中学生の生活時間の変化

第3-22表 隔週で土曜日が休みとなっている小学生および中学生の生活時間の変化


 

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