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第3章 次代を担う子どもと家族

児童虐待の増加

次に近年大幅に増加している児童虐待についてみてみよう。

厚生労働省「福祉行政報告例」(2000年)によれば、児童虐待に関する相談処理件数は、1990年の1,101件から、2000年には約16倍の1万7,725件に急増している(第3−2図)。このように児童虐待の増加は著しいが、その原因は家庭環境によりさまざまである。児童虐待につながる家庭の状況について、全国児童相談所長会「全国児童相談所における家庭内虐待調査」(1997年)よりみてみると(複数回答)、「経済的困難」の45%に次いで、「親族、近隣、友人から孤立」が40%と高い割合を示している(第3−3図)。

 
第3-2図 急増する児童虐待

第3-2図 急増する児童虐待


 
第3-3図 児童虐待につながると思われる家庭に多い経済的困難・孤立

第3-3図 児童虐待につながると思われる家庭に多い経済的困難・孤立


 

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