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第2章 家族の働き方の現状と課題

1.夫婦の働き方の現状

家族にとって「働く」ことは、家計を支えるために必要な労働(稼得労働)と、家事・育児・介護といった家庭内労働に大別することができる。

高度成長期には、核家族化の進行と同時に、夫が稼得労働を行い妻が家庭内労働を行う家族内での分担が定着したが、第1章でもみたとおり、近年、経済社会環境変化の中でパートタイム就業を中心に雇用者として働く妻の割合が増加する一方、夫はほとんど家庭内労働を行っておらず、フルタイム就業を行っている夫が大部分である。

このような夫婦の働き方には、夫婦間の稼得能力の差や就業環境の差が影響していると考えられるが、以下では、こうした観点から、1)男女間の賃金格差と2)育児との関係等家族の状況の働き方への影響をみていく。


 

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