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内閣府特命担当大臣 |
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国民生活白書は、毎年、その時々の国民生活に関する重要なテーマについて、様々な視点から多角的に考察を行ってまいりました。本年の白書では、「多様な可能性に挑める社会」を実現するための現状と課題を検討しました。
「多様な可能性に挑める社会」には、いくつかの意味を込めています。
第一は、挑戦の機会が広く開かれている社会です。小泉内閣における構造改革がこれまで一貫して目指してきたように、一部の人々の既得権益だけが守られるのではなく、透明なルールの下で誰もが堂々と挑戦できるようにすることは社会の活力を高めます。また、そうしたシステムこそが、国際社会において我が国が更なる発展・繁栄を遂げていく上で不可欠な基盤となります。
第二は、多様な選択肢が選べる社会です。例えば仕事をとるか家庭をとるかといった二者択一ではなく、個人個人の価値観に応じて仕事と家庭生活の調和を図れることは、男性女性を問わず、より充実した人生を送る上で不可欠です。
第三は、希望が実現しなくても再挑戦できる社会です。人生のどの段階においても決してあきらめることなく、自らの力で活路を切り開くことのできる社会では、例えば、望みどおりの就職ができなかった人でも、またチャンスがめぐってくるという希望を持つことができます。
このような意味での「多様な可能性に挑める社会」が実現し、国民一人一人が希望を持ち、その能力を発揮し活躍できるようになることが、少子化を始めとした国民生活上の重要課題に対応する上で必要なのではないでしょうか。
本白書では、主として職業生活、家庭生活、地域活動に焦点を当て、適職を探す若年者、育児期の女性、人生を再設計しようとする高齢者といった人々の取組の現状、直面している障壁、そしてそうした障壁を打ち破ろうとする動きなどについて分析しています。
本白書が、創意と勇気を持って多様な可能性に挑める社会を実現していく上での一助となれば幸いです。
平成18年6月
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