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第1章 結婚・出生行動の変化
第3節 子どもを持つという選択

子どもは生きがいであり、人生に豊かさを与える

子どものいる人に「あなたにとって子どもとはどのようなものですか。」と尋ねたところ、男性の場合には、「生きがい・喜び・希望」がほかの回答に対する割合に比べて非常に高くなっており、女性の場合には、「生きがい・喜び・希望」とともに「無償の愛を捧げる対象」への回答割合も高い(第1−3−1図)。

 

第1−3−1図 子どもは「生きがい」や「無償の愛を捧げる対象」

また、「子どもを持つことで豊かな人生を送ることができる」と考えている割合は、子どものいない人に比べて子どものいる人の方が明らかに高い(第1−3−2図)。中でも、子育てに手がかかると考えられる時期の親ほど「そう思う」と回答している割合が高く、特に「第一子が小学校入学前の親」では男性で85.6%、女性で79.1%に及んでいる。子育てに手のかかる時期は、負担感も大きいが、子どもを育てその成長を見守る中で、何にも代え難い充実感や満足感を得ていると考えられる。

 

第1−3−2図 子どものいる人ほど実感している子どもの価値

こうしたことは、「子育ては辛いことより楽しいことの方が多い」と考えている割合が子どものいる家族で8割を超えていることからもうかがえる(第1−3−3図)。以上を踏まえると、実際に子どもを持つ人が子育てを楽しく感じ、子育ての中で満足感を得たり、人生に豊かさを感じている状況がうかがわれる。

 

第1−3−3図 子どものいる人ほど子どもがいることの楽しさを実感している


 

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