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第1章 結婚・出生行動の変化
第2節 結婚するという選択

結婚するつもりのない人は少ない

未婚者の結婚についての一般的な意識はどのようなものなのだろうか。18〜40歳未満の未婚者1に、一生を通じての結婚に対する考え方を尋ねたところ、「いずれ結婚するつもり」と回答した人の割合は、男女ともに、1982年の95%を超えていた状況から調査ごとにわずかに減少しているものの、依然として90%以上を占めている(第1−2−1図)。逆に、「一生結婚するつもりはない」と明確に回答している、言わば「否婚」の人の割合は、男女ともに、2002年においても6%程度にとどまっている。

 

第1−2−1図 結婚するつもりのない人は1割にも満たない

さらに、「結婚している友人を見て幸せそうだと感じる」と回答した人の割合は、男性では20歳未満で5割強、それ以上の年齢では約6割から7割となっている(第1−2−2図)。女性でも、最も低い35〜39歳で6割強、最も高い30〜34歳では7割強の人がやはり幸せそうだと感じている。

 

第1−2−2図 結婚している友人を見て幸せそうだと思うのが多数派

また、「結婚することが青年の成長や自立のための機会として必要だと思う」又は「どちらかというと必要だと思う」と回答した人の割合は、20歳以上の未婚者の平均で6割程度に及んでいる(内閣府「社会意識に関する世論調査」(2005年))。つまり、多くの未婚者は、結婚を成長や自立のための重要な機会の一つと受け止めており、そうした意味でも結婚を積極的にとらえていることがうかがわれる。


1 ただし、1982年及び87年のデータについては、18〜35歳未満の未婚者。


 

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