平成15年版 国民生活白書
〜デフレと生活−若年フリーターの現在(いま)〜


平成15年版国民生活白書の刊行に当たって
凡例
はじめに

第1章 デフレ下の国民生活
第1節 デフレってほんとに問題なの?
緩やかなデフレが続く
暮らしの中のデフレ
コラム デフレと景気低迷
第2節 デフレと内外価格差の縮小
デフレの要因
内外価格差ってなんだろう
内外価格差って何が問題なの
縮小する内外価格差
内外価格差が縮小したのはなぜか?
内外価格差とデフレは別の問題
第3節 デフレと失業の増加、所得の減少
悪化する雇用環境
賃金水準も低下
売上・収益の減少から雇用調整へ
債務負担の上昇も雇用・賃金に影響
新規採用の抑制とパート・アルバイトの拡大
コラム 厳しい障害者雇用
コラム 増加する自殺者
第4節 デフレと消費の低迷
低迷する個人消費
コラム 一国全体でみた個人消費
(1)所得の減少が消費を抑制
実質可処分所得の減少
非消費支出の負担感は上昇
物価の下落のメリットは現れにくい
(2)消費性向の低下が消費を抑制
消費意欲が低下
1)将来不安の高まり
20代から40代の消費性向は大きく低下
将来不安が現役世代の消費を抑制
2)住宅ローンなど債務負担の高まり
デフレで高まる住宅ローン負担
住宅ローンの有無が消費に影響
3)耐久財消費への影響
デフレが耐久財消費に与える影響は小さい
第5節 デフレと住宅投資
住宅投資は低迷するも住宅取得環境は改善
都心回帰の動き
住宅ローン金利の低下も住宅投資環境を改善
相対的に住宅が取得しやすくなった若年世帯
逆資産効果が住宅の買い換えを抑制
第6節 デフレと金融資産の選択行動の変化
実質資産残高効果による消費刺激は小さい
金融資産の構成は大きく変化
30代から40代で強まる安全性志向
90年代末に消費抑制は限界
第7節 まとめ
1)内外価格差縮小とデフレは別の話
2)デフレで企業が困ると、そこで働いている人も困る
3)デフレになるとモノを買わなくなる
4)住み替えたいけど、昔買った住宅が売れない
5)低金利のため老後の生活が心配
デフレの克服に向けて

第2章 デフレ下で厳しさを増す若年雇用
第1節 増加する新卒フリーター
1.卒業後の進路状況の変化
高校卒業後の進路状況
大学卒業後の進路状況
2.新卒フリーターの増加要因
(1)企業側の要因
新卒求人の減少
パート・アルバイトの増加
中途採用の活用
求人・求職状況の変化
(2)学生側の要因
学生の資質低下の影響
学生の就業観の変化
高校の進路指導の問題
大学教育の問題
(3)労働需要の減退と若年の意識の変化の悪循環
コラム 就職内定率ってなんだろう
コラム 高校生のさまざまな進路
コラム 大学院を修了しても・・・
第2節 若年の失業や就業状況、転職行動の変化
1.就業構造の変化
2.失業者の状況
親と同居する未婚者で増加が顕著な若年失業者
非労働力化している若年失業者
非労働力化には失業期間の長期化が影響
若年で失業期間の長期化が顕著
失業期間が長期化すると正社員への就職は困難に
3.雇用者の状況
減少する正社員、増加するパート・アルバイト
職業能力が高まらないパート・アルバイト
長時間働く正社員が増加
広がる収入の格差
正社員とパート・アルバイトの全体的な満足度は同程度
パート・アルバイトのメリット・デメリット
4.転職者の状況
仕事への執着心が低い若年
パート・アルバイトで高い転職希望割合
パート・アルバイトで多い「安定した職業につきたい」人
困難な正社員への転職
前職よりもレベルの高い仕事に就けた人ほど転職後の満足度が高い
転職者の問題
第3節 フリーターの意識と実態
1.30代前半でも増加するフリーター
2.フリーターの増加要因
新卒就職環境の悪化
若年の意識の問題
フリーターの職業能力
企業の採用行動の変化
企業のフリーターへの評価
改善のみられない労働需給のミスマッチ
相対的に大きい企業側の要因
第4節 若年雇用の問題とその政策対応
1.若年の就業構造変化が引き起こす問題
2.欧州の経験
3.日本での若年就業対策
学生に対する対策
若年を対象とした雇用対策
4.若年雇用対策の方向性
新卒フリーターが増加している問題
失業期間が長期化し、求職活動をしなくなる問題
若年の技能蓄積の問題
第5節 まとめ
新卒就業の問題
若年就業構造の変化の影響
フリーターの状況
若年の就労に向けて
付論 欧米の若年雇用対策
アメリカ インターンシップ
イギリス ニューディール政策
オランダ パートタイム労働者の均等待遇
フランス 若年雇用促進策

第3章 デフレ下で変わる若年の家庭生活
第1節 多様化する若年の暮らし
1.多様な若年
多数を占める親同居未婚者
親同居率は横ばい
親同居未婚者で増加するパート・アルバイト
増える妻パート世帯と減少する専業主婦世帯
2.若年家計の特徴
(1)ゆとりある未婚者
(2)必ずしも豊かではない親同居未婚者
収入が低い親同居未婚者
基礎的な生活コストを親に支えてもらっている親同居未婚者
親同居未婚者で親から現金の援助を受けている人は少ない
親同居者と親非同居者では自由に使えるお金は同じ
親同居者は親非同居者よりも生活満足度がやや高い
(3)既婚世帯の家計の構造
世帯収入の多い共働き世帯、夫の収入の多い専業主婦世帯
親同居既婚者も基礎的な生活を親に支えてもらっている
自由に使えるお金は共働き世帯がやや多い
働き方で異なる生活満足度
3.悪化する若年の暮らし向き
親同居未婚者で苦しくなっている暮らし向き
専業主婦世帯で苦しくなっている暮らし向き
コラム ゆとりあるDINKSの家計
第2節 経済が低迷する中で進む未婚化、晩婚化
1.未婚化、晩婚化の進展
高まる未婚率
上昇する平均初婚年齢
結婚する理由、しない理由
結婚するとやすらぎを感じる一方、自由に使えるお金が減ってしまう
未婚化、晩婚化の要因
コラム 若年の食生活
2.親同居未婚者と結婚
親同居未婚者のいる世帯の状況
未婚者が親と同居している理由
パラサイト・シングルの生き方の是非
親は「学生まで」子どもの面倒をみるつもり
親同居未婚者の家事は男女とも親まかせ
時間のゆとりがある親同居未婚者
高い親同居未婚者の生活満足度
親同居未婚者と結婚
コラム 母娘市場
3.働く女性と結婚
働く女性が増加
既婚女性が働く長所は「家計にゆとり」、短所は「仕事と家事が負担」
共働き夫婦の理想の家事の役割分担は「半分ずつ」
共働き女性の家事負担は重い
女性の働き方と結婚
コラム 夫婦の姓と事実婚
コラム 学歴による配偶者選択の組合せ
第3節 経済が低迷する中で進む少子化
1.少子化の状況
減少し続ける子どもの出生数
晩産化も進む
夫婦の出産意欲が低下
コラム 若年に広がる性感染症
2.子どもに関する若年の意識の変化
理想も予定も減少する子ども数
子育てコストが増大
子育てコストの上昇で出産意欲が低下
コラム 不安を感じながら育児をしている女性
第4節 まとめ
デフレ下で苦しくなる若年の暮らし
経済が低迷する中で進む未婚化、晩婚化
経済が低迷する中で進む少子化
経済が低迷する中での少子化対策

おわりに

(参考)若年層の意識実態調査結果    

国民生活白書の歩み

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内閣府 政策統括官(経済社会システム担当)付参事官(総括担当)付あてにご連絡ください。
なお、市販の国民生活白書では、添付のCD-ROMにおいて、図表データを収録しています。
電話:03-3581-0783(ダイヤルイン)

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