円卓会議の目的

 安全・安心で持続可能な社会を築くためには、社会の様々な立場にある組織や個人がその実現のプロセスに参加し、それぞれの役割を果たすことが不可欠です。

 しかし現実には、どの主体も単独では十分な役割を果たせません。環境にやさしいモノづくりを例に取れば、これを支えているのは従業員一人ひとりの発想や努力であり、経営者は誰もがやりがいと誇りをもって能力を発揮できる職場環境を整備する必要があります。しかし、企業がこうしたモノづくりに継続的に取り組むには、その商品を評価して積極的に購入する消費者や、資金を供給する投資家の存在がなくてはならないし、さらにその前提には、適切な企業情報の開示や、活発な市民活動による新しいライフスタイルの普及が必要となります。

 安全・安心で持続可能な社会を実現するためには、多様な主体が補完し合うことで、それぞれが役割を発揮しやすい環境を作り出すことが不可欠なのです。

 円卓会議の主眼は、まさにそうした環境づくりにあります。すなわち、政府だけでは解決できない社会的課題に対して、広範な主体が補完し合いながら、協働して自ら解決に当たるための新たな“公”の枠組みを提供することが、円卓会議の役割なのです。

 具体的には、各主体が自ら選んだ代表が参集し、対話を通じて情報や認識を共有するとともに、協働に向けた各主体の役割についてコミットメントします。

 円卓会議は、こうしたプロセスを通じ、安全・安心で持続可能な社会の実現に向け、広範な主体の協働を推進するとともに、組織の社会的責任を促進する環境を整備することを目的としており、その達成手段として、各主体の総合的なアクションプランとなる「安全・安心で持続可能な未来への協働戦略」を策定します。


(参考)

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