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今週の指標 No.1124 日本のPER(株価収益率)について

ポイント

2015年7月27日

  1. 2012年12月の安倍内閣発足以降、株価の上昇が続いているが、今後1年の予想利益に対する株価の水準を表す予想PER(株価収益率)をみると、直近は内閣発足時とほぼ同水準となっている。また、日米独各国は2012年末以降いずれも株価が上昇しているが、予想PERをみると、米独では上昇がみられる一方、日本はそれほど上昇してない(図1、図2)。

  2. 過去1年の利益実績を用いて算出される実績PERの推移をみると、足下では上昇がみられるものの、内閣発足時よりは低い水準となっている。また、過去10年の利益実績を用いて算出されるシラーPERの推移をみると、こちらも足下では上昇がみられるものの、長期平均を下回っている(図3、図4)。

(注)シラーPERは、イェール大学のロバート・シラー教授が考案したPER。株価、1株あたり利益を実質化し、1株あたり利益については過去10年の平均をとっている。景気循環の影響を調整した株価水準の評価を可能にする指標であり、景気変動調整後のPER (CAPE(Cyclically Adjusted Price Earnings Ratio))とも言われる。


図1:日米独株価の推移, 図2:日米独予想PERの推移
図3:日米独実績PERの推移, 図4:日本のシラーPERの推移
問合せ先
担当:参事官(経済財政分析-総括担当)付
築地 慶典 直通:03-6257-1565

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