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今週の指標 No.1082 2013年7-9月期GDP1次速報後のGDPギャップは前期から縮小

ポイント

2013年11月20日

  1. 2013年7-9月期のGDP1次速報値から試算したGDPギャップ(注1)は▲1.3%となり、13年4-6月期(▲1.6%)からマイナス幅が縮小した(図1、表)。これは、実質GDP成長率が前期比年率1.9%と、潜在成長率(0.7%)を上回る伸びとなったためである。

  2. このようなGDPギャップの縮小は、このところの予想物価上昇率の上昇と相まって、物価の押上げに寄与すると考えられる。GDPギャップ、予想物価上昇率、消費者物価指数(コアコア、注2)に関する過去の関係から、13年10-12月期、14年1-3月期におけるコアコアの前年比を試算すると、13年10-12月期にプラスに転じ、その後プラス幅が拡大する結果となった(図2)。

(注1)GDPギャップ=(実際のGDP-潜在GDP)/潜在GDP。GDPギャップのマイナスは供給に対して需要が不足していることを意味する。この推計に当たっては、潜在GDPを「経済の過去のトレンドからみて平均的な水準で生産要素を投入した時に実現可能なGDP」と定義している。GDPギャップの推計方法の詳細は、内閣府「日本経済2011~2012」付注1-6を参照。なお、GDPギャップの大きさについては、定義や前提となるデータ等の推計方法によって異なるため、相当の幅をもってみる必要がある。

(注2)消費者物価指数のコアコアとは、消費者物価指数の生鮮食品を除く総合(いわゆるコア)から、石油製品、電気代、ガス代及びその他特殊要因(米類、鶏卵、切り花、診療代、固定電話通信料、介護料、たばこ、公立高校授業料、私立高校授業料)を除いたもの。物価の基調を表している。


図:GDPギャップの推移

表:GDPギャップの推移

付注

問合せ先
担当:参事官(経済財政分析-総括担当)付
室屋 孟門 直通:03-3581-9516

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