今週の指標 No.878 目次   前へ   次へ 2008年6月2日

国内需要デフレーターは2期連続のプラスに

<ポイント>

  1. 2008年1−3月期のGDPデフレーター(前年同期比)はマイナス1.4%とマイナス幅が若干拡大したものの、国内需要デフレーターはプラス0.5%と2期連続のプラスとなった(図1)。
  2. 寄与度別にみると、国内需要デフレーターの押し上げには、消費デフレーターが上昇に転じたことが大きく寄与していることが分かる(図2)。
  3. 消費デフレーターが上昇に転じた要因を調べるために、消費デフレーター作成のもととなる消費者物価指数を寄与度分解すると、石油製品や生鮮食品を除く食料の寄与が大半であることが分かる(図3)。
  4. 2008年1−3月期1次QEを踏まえたGDPギャップの動向をみると、改善傾向にある。ただし、その水準については、定義や推計方法によって異なることから符号を含め、幅をもってみる必要がある(図4)。

GDPデフレーターの推移と寄与度
国内需要デフレーターの推移と寄与度
消費者物価の推移と寄与度
GDPギャップの推移

担当:参事官(経済財政分析−総括担当)付 高山 直樹 直通:03-3581-5854

本レポートの内容や意見は執筆者個人のものであり、必ずしも内閣府の見解を示すものではない。

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