今週の指標 No.811 目次   前へ   次へ 2007年6月18日

設備投資の業種別動向

<ポイント>

  1. 法人企業統計季報によれば、設備投資は全規模全産業で2007年1−3月期は前年同期比+14.2%と16四半期連続で前年同期を上回った。業種別にみても、おおむね増加傾向で推移している。
  2. 設備投資の水準をキャッシュフローとの比較でみると、その範囲内に収まっており、依然企業は慎重に設備投資を実施している姿勢がみてとれる。ただし、業種によっては、05年度頃から上昇に転じているものもみられる(図1)。
  3. また、設備投資の動きに先行性がみられる設備過剰感(日銀短観3月調査)を業種別にみると、設備投資が引き続き堅調な電気機械、一般機械、鉄鋼、運輸通信等は直近で不足超となっている(図2)。
  4. このように、設備投資を巡る環境は現在のところ大幅な変化はみられていないが、各種業種の動向には今後とも注視が必要である。

図1.設備投資キャッシュフロー比率(業種別)
図2.設備過剰感(生産・営業用設備判断DI)の推移(業種別)
備考

担当:参事官(経済財政分析-総括担当)付 高橋 通典 直通:03-3581-0806

本レポートの内容や意見は執筆者個人のものであり、必ずしも内閣府の見解を示すものではない。

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