今週の指標 No.789 目次   前へ   次へ 2007年2月26日

GDPデフレーターのマイナス幅は4四半期連続で縮小

<ポイント>

  1. 2006年10−12月期のGDPデフレーター(前年同期比)の動きをみると、下落幅が4四半期連続で縮小した。その背景としては、輸入デフレーターの下落寄与度の縮小等が挙げられる。(図1)
  2. 輸入デフレーターの下落寄与度が縮小した要因を調べるために輸入デフレーター作成のもととなる輸入物価指数(日本銀行)の推移を寄与度別に見ると、石油・石炭・天然ガスの寄与が縮小している(図2)。この背景には、2006年9月以降、原油価格がそれまでに比べて低い水準で推移したことがある(図3)。
  3. 2006年10−12月期1次QEを踏まえたGDPギャップの動向をみると、引き続きゼロ近傍で推移している。ただし、その水準については、供給の定義や推計方法によって異なることから符号を含め幅をもってみる必要がある。(図4)

GDPデフレーターの推移と寄与度
輸入物価指数の推移と寄与度
原油価格の推移と輸入物価指数
GDPギャップの推移

担当:参事官(経済財政分析−総括担当)付 大内 泰弘 直通:03-3581-5854

本レポートの内容や意見は執筆者個人のものであり、必ずしも内閣府の見解を示すものではない。

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