今週の指標 No.669 目次   前へ 次へ 2005年10月17日

このところ機械機器の輸入が増加基調

<ポイント>

  1. この3ヶ月程度をみると輸入は緩やかな増加を続けており、機械機器の輸入をみても均してみれば増加基調にあることが分かる(図1)。品目別の寄与度をみても、機械機器の寄与が大きくなっていることが分かる(図2)。
  2. 機械機器の輸入を品目別に見ると一般機械、電気機器、輸送用機器、精密機器の全てにおいてこの3ヶ月程度では増加基調にあることが分かる(図3)。地域別に機械機器の輸入をみても各地域とも増加基調にある(図4)。また、地域別品目別に機械機器輸入をみると、アジアにおいてはコンピューターなどの事務用機器を含む一般機械や半導体等電子部品を含む電気機器の割合が高くなっている。また、EUにおいては自動車を含む輸送用機器や科学光学機器を含む精密機器、アメリカにおいては全般的に機械機器の比率は高いものの航空機用の内燃機関である原動機を含む一般機械や航空機を含む輸送用機器などが高いなど、地域ごとに異なる特徴がみられる(図5)。
  3. なお、総供給表から機械類に限定して、総供給に対する国内供給(≒国内生産による供給)、輸入別の寄与度をみると、緩やかに総供給が増加する中、輸入が増加に寄与する傾向がある一方で国内供給は増減を繰り返しおおむね横ばい傾向で推移している(図6)。輸入の増加は国内供給を代替して減少させているという状況ではないということがわかる。

図1−輸入数量指数の推移 図2−輸入数量の推移(品目別寄与度)
図3−品目別輸入数量の推移(機械機器) 図4−地域別機械機器輸入数量の推移
図5−地域別輸入品目構成(2005年1〜8月)
図6−総供給の推移(機械類)
備考

担当:参事官(経済財政分析−総括担当)付 中野 貴比呂 直通:03-3581-9527

本レポートの内容や意見は執筆者個人のものであり、内閣府の見解を示すものではない。

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