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<ポイント>
- 第3次産業活動指数は、経済のサービス化の流れの中で前年比2%程度の緩やかな増加基調が継続しており(図1)、04年末以降横ばいが続いている鉱工業生産に代わり、全産業活動指数の主たる押し上げ要因となっている(図2)。
- その中でも安定して増勢を続けているのが対事業所サービスであり(図3)、特にリース業の伸びが目立っている(図4)。リース活動指数の上昇要因を分析すると、デフレータ(リースの企業向けサービス価格)が電子計算機・同関連機器を中心に下落していることが寄与している一方(図5)、04年以降は企業収益の回復を背景に、リース取扱高増の寄与もプラスに転じている(図6)。
- リース事業活動が活発な理由としては、設備所有に伴う事務管理(例:減価償却、固定資産税の申告・納付、保険料支払)の省力化など、元来から認識されてきたメリットに加えて、昨今のキャッシュフロー経営の重視や減損会計(平成17年4月1日以後開始する事業年度から適用が強制)の導入を背景として、企業が固定資産減損のリスク回避等を指向していることが、リース業の活用を後押ししていると考えられる(注)。
企業による過去数年の過剰設備解消の過程では、「既存設備のアウトソーシング置き換え」でリースの活用が進んできたと考えられるが、企業体質が強化された今後も、上記のような理由から、好不況にかかわらずリースによる設備を活用するケースが増えると考えられ、当面堅調な傾向が継続すると期待される。
注:現在の日本の会計基準では、「ファイナンス・リース取引(=リース期間中途での契約解除ができず、借手がリース物件による経済的利益を実質的に享受し、使用コストを実質的に負担する取引)」の内、所有権移転を伴わないものについては、貸借対照表への計上に代えて注記を行うことが、リース会計基準における例外処理として認められている為、固定資産減損の影響を受けない。
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