今週の指標 No.578 目次   前へ 次へ 2004年11月1日


大きく増加した2004年上半期の外国人観光客
<ポイント>
 近年、外国人観光客の動向が注目されている。2003年7月には「観光立国行動計画」が取りまとめられ、「ビジットジャパンキャンペーン」などにより、官民一体となった外国人観光客の誘致活動を促進している。
  1. ここ10年間の外国人観光客数は、右肩上がりで推移している。直近の2004年上半期は、2003年上半期と比較して58.5万人(45.7%)増となった。2003年上半期にはSARS(重症急性呼吸器症候群)の影響があるため、2002年上半期と比較してみても36.9万人(24.6%)増となった。(図1、2)
  2. 2004年上半期における外国人観光客の内訳をみると、アジアが71.4%を占める。その中でも韓国26.9%と台湾25.5%が特に多く、2つのみで過半に及ぶ。(図3)
  3. 2004年上半期における外国人観光客の増加率を、2002年上半期と比較してみる。地域別にはアジア35.1%増・大洋州23.2%増、主な国籍別には中国112.1%増・タイ89.3%増・韓国43.0%増などとなっている。(図4)
  4. 2004年上半期の外国人観光客は、日本でサッカーワールドカップが開催され、外国人観光客が多かった2002年上半期と比較しても大きく増加していることから、誘致活動が成果を挙げているものとみられる。

図1:目的別訪日外国人数 図2:増加する外国人観光客
図3:外国人観光客内訳(2004年上半期) 図4:外国人観光客増減率(2002年上半期→2004年上半期)

   <備考>
  1. 国際観光振興機構(JNTO)「日本の国際観光統計」「訪日外客数・出国日本人数」により作成。
  2. 2004年上半期は暫定値。
  3. 図3は、地域・国籍ごとに四捨五入しているため、合計が100%にはならない。


担当:参事官(地域担当)付 松本宏太  直通:03-3581-1392

本レポートの内容や意見は執筆者個人のものであり、内閣府の見解を示すものではない。


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