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<ポイント>
- 高齢層の貯蓄・投資動向をみると、4,000万円以上の貯蓄を保有する世帯は、高齢層全体の2割近く(17.3%)を占める。また、その平均貯蓄額は2,424万円と、若年・中年層のほぼ2倍となっている(図1)。
- また、こうした貯蓄額の厚みを背景に、高齢層の積極的な金融資産への投資姿勢も目立つ。高齢層の方が、若年・中年層よりも株や株式投信などの価格変動<元本割れ>リスクのある商品の保有割合が高い(図2)。最近では外貨建て資産の保有に積極的な姿勢も見られる(図3)。
- 最近公表された「家計の金融資産に関する世論調査(平成16年)」によると、老後の生活について、若年・中年層は、「心配である」とする世帯が高齢層より多い(図4)。また、年金と生活資金について、「年金で日常生活費程度もまかなうが難しい」という回答が高齢層では4割に満たなかったのに対し、若年・中年層では5割を超えている(図5)。こうした老後の生活に対する見方の違いが、世代間での投資姿勢の違いにつながっているとも考えられる。
- もっとも、先行きについては、同調査によると、1年前より貯蓄が減ったとする世帯は、高齢層、若年・中年層ともに半数近くを占めており(図6)、今後、投資姿勢が慎重になっていく可能性もあると言えよう。
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