今週の指標 No.542 目次   前へ 次へ 2004年6月21日

サービス分野における雇用は増加している

<ポイント>

  1. 雇用情勢は、厳しさが残るものの、改善している。完全失業率は、高水準ながらも、このところ低下傾向で推移しており、平成16年3月及び4月には4.7%となった。雇用者数も持ち直しており、特にサービス業で増加している。
  2. 政府は、これまで雇用創出に向けた規制・制度改革等の構造改革を推進し、昨年6月には、こうした取組みをさらに加速化するため、「個人・家庭向けサービス」、「子育て関連サービス」、「高齢者ケアサービス」等のサービス分野を中心に具体的な政策を盛り込んだ「530万人雇用創出プログラム」をとりまとめ、その実施に努めてきたところ。     
  3. 統計上の制約もあり、現時点で同プログラムに対応する詳細な実績把握は困難であるが、毎月実施されている総務省「労働力調査」によると、2004年1〜4月(月次結果の平均)の雇用者数は、基準年の2000年(同上)に比べ、全産業では37万人減少したのに対し、サービス業では約195万人の増加となった。(図1) これに基づき、同プログラムの対象分野について試算すると、同期間に約250万人の雇用が創出されたと見込まれる。(図2)     

図1:サービス業における雇用者数の増加(2000年〜2004年(1-4月)) 図2:「530万人雇用創出プログラム」の対象分野及びサービス業における雇用者数の増加


担当:参事官(産業・雇用担当)付補佐 古瀬 陽子 直通 03-3581-9044

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