今週の指標 No.503 目次   前へ 次へ 2004年3月1日


アメリカ:2004年も設備投資の増加は続く


<ポイント>
  1.  アメリカの設備投資は、機械・ソフトウェア投資を中心に、2003年後半には回復の勢いを強めた(図1)。その要因としては、企業収益が増加したこと、全米供給管理協会(ISM)の製造業総合景況指数が20年来の高水準で推移するなど企業の景況が改善している(図2)ことなどがあげられる。
  2.  先行きについても企業の設備投資見通し調査(全米企業エコノミスト協会(NABE)、年4回)では今後1年間に資本支出を増加すると回答した企業の割合が増加しており(図3)、ISMによる2004年の見通し調査結果(2003年12月)も、企業の設備投資は製造業平均で 前年比3.2%増、非製造業平均では同7.1%増が計画されるなど、企業の設備投資に対する意欲は高まっている(表1)。
  3.  これらを背景に、GDPベースでも、民間エコノミスト達による2004年の設備投資の予測(ブルーチップ・エコノミック・インディケーター2月10日号)は同9.8%増となっており、米経済の力強い回復を支えることが期待される。


(図1) 民間設備投資の推移 (図2) ISM景況指数 (図3) 先行き1年間の資本支出計画 (図4) 2004年の企業の設備投資計画

(出所)アメリカ商務省、全米供給管理協会(ISM)、全米企業エコノミスト協会(NABE)


担当:海外経済担当参事官付 和田 祐輝 直通 03-3581-9536


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