今週の指標 No.493 目次   前へ 次へ 2004年1月26日


過去最高となった沖縄県の入域観光客数

<ポイント>
  1. 平成15年の沖縄の入域観光客数は508万人となり、沖縄県が目標としていた500万人を突破し過去最高となった(図1)。
  2. 前年同月比をみると、4〜6月にかけてイラク戦争やSARSの影響により、外国客が大きく減少したため前年を下回る月があったが、7月以降は海外旅行からの振替客の増加や大型コンベンションの開催等により、国内客が大幅に増加した(図2)。航路別にみると、東京や阪神地区からの観光客の増加が、全体の増加に大きく寄与している。
  3. 入域観光客数の増加により、ホテルの稼働率は好調に推移した(図3)。特に、リゾートホテルは、前年を大きく上回っている。
  4. ここ数年の観光客の増加に伴い、沖縄県産品の売行きも好調となっている。例えば、沖縄の代表的な特産品のひとつ、泡盛の出荷量をみると、平成15年は県外向け出荷量が前年を大きく上回って推移している(図4)。マスコミに沖縄が取り上げられる機会が増え、沖縄がブームとなっている影響も考えられるが、沖縄を訪れた観光客が、実際に沖縄県産品に触れることで、県産品が評価されている結果とも考えられ、観光客の増加は地場産業にも好影響を与えている。

図1 沖縄県入域観光客数の推移図2 航路別寄与度

図3 ホテル稼働率図4 泡盛出荷量


(備考)
  1. 図1、2 沖縄県「入域観光客統計」により作成。
  2. 図3 日本銀行那覇支店調べ。
  3. 図4 沖縄県酒造組合連合会調べ。  

担当:参事官(地域・産業担当)付 久冨 良章 直通 03-3581-0818 


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