今週の指標 No.485 目次   前へ 次へ 2003年12月15日


デフレ、マネー、需給バランスの相互関係

<ポイント>

物価は、マネーサプライの伸びや需給バランスの動向に遅れて動くと考えられる。80年代初頭以降最近まで(バブル期を除く)についてこの関係を計測した式(下記)に基づいて考えると、
  1. バブル期より前は図のAの領域にあったが、
  2. 現状はB点付近(1〜2年前のマネーサプライの伸びや需給状況に対応)にあり、
  3. 今後中期的に、マネーサプライの伸びが回復する一方で、構造改革による民需の回復にあわせて需給バランスが改善していけば、C点方向に移動し、デフレから脱却していくことが期待される。


図1 GDPデフレータ、マネーサプライ、GDPギャップの相互関係
図2 GDPデフレータ、マネーサプライ、GDPギャップの推移


担当:政策統括官(経済社会システム担当)付 参事官補佐(企画・計量担当) 茂呂賢吾 直通 03-3581-1098 


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