今週の指標 No.478 目次   前へ 次へ 2003年11月10日


大きく低下した近畿の失業率
<ポイント>
  1. 10月31日に公表された「労働力調査」によれば、平成15年7〜9月期の近畿の失業率は6.2%となり、前年同期差で0.9%ポイント低下した。これは、記録の取れる昭和58年以降で、近畿としては最大の低下幅となった(図1、図2)。
  2. この要因としては、今年に入って上昇が続いていた男性の失業率が低下に転じたことが挙げられる(図3)。また、男性の失業者の増減を年齢別にみると、各年齢層で全般的に減少したが、中でも45歳〜54歳の年齢層が4万人と大きく減少している(図4)。
  3. このような変化がみられる近畿の雇用情勢だが、失業率の水準は依然として時系列でみても、また、全国と比較しても高い状態にある。失業率にみられる変化が雇用情勢の改善を示すものなのか、今後を注視していく必要がある。


図1 全国と近畿の失業率(原系列)
図2 失業率の前年同期差
図3 男女別失業率の前年同期差
図4 男性の完全失業者数(前年同期差)
  (備考)
図1〜図4:総務省「労働力調査」により作成。データは四半期値であり、未季調。
近畿は滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の2府4県を指す。


担当:参事官(地域・産業担当)付 高橋 敏明 直通 03-3581-1392


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